けんとのゴミ捨て場

異常独身男性の日記帳

北海道の旅その3

北海道の旅その3

思い付きで記録を残そうと思ったものは完結した試しがない。今回の北海道旅行記もそんな感じになりそうだけど、何とかやる気を浮上させるために続きを書いていく。

 

三日目と四日目(むつ市~俱知安~留萌)のまとめ


3日目(むつ市倶知安

いよいよ海を渡るよ

大間発のフェリーは朝7時と鬼のように早い時間なので、4時半ぐらいに起床。
運航会社のHPをみると「繁忙期は70分前にチェックインしてね」と書いている。
初めてのフェリーなので言いつけは守ることに。

googleマップでは1時間ぐらいかかるらしいけど、45分ぐらいで着いた。
道中はフェリー乗り場に行く人以外ほとんど走ってないからね。

海沿いで景色は良いかなって思ったけど、天気があまり良くないので寂しい風景に。


フェリーはチェックイン用の機械で発券してカウンターに提出すれば完了。
後は車で列に並んでいれば順番に呼ばれる。
チェックインが全然混んでなくて余裕だった。その後に車の中で待つ時間が長かった。
ほとんど動かない状態でエンジンは切ってるので、少し暑かった記憶。

初フェリーwithマイカ

フェリーに乗り込んだら席に座って1時間半ほど揺られれば函館に着。
席無し座古寝コースも考えたけど、大した差額もないのでちゃんと席を取ることに。
天気が悪いので窓からの景色は特に見どころもなく、フェリーのwifiを使ってDOAXVVのデイリーでも消化しようと思ったけど、wifiがゴミなのでできず。

函館に着いたらガソリンを入れて、227号線で日本海側へ、227号線は山の中を抜ける感じ。
途中見どころはそんなになかったので日本海側までほぼノンストップで。
日本海側についたら229号線(日本海追分ソーランラインというらしい)でひたすら海沿いを北へ。
海岸沿いは北海道の雄大な自然を感じられて、初日から北海道感を満喫できた。
車の通りも少なくて下道とは思えないスピードで走ってる車もいたが、この1日で死角に隠れているパトカーと2回遭遇したので、やはり注意は必要である。
海沿い走っていると奇岩をちょこちょこあるのでパシャリ。

走れば名のついた岩に遭遇する



かなり走って昼過ぎぐらいに浜の母さん食堂という店で海鮮丼を食。

観光地価格だったが、やはり北海道、素材が良くておいしかった。

素材のパワーでゴリ押しされている。

食事後もひたすら海岸沿いを走り、北へ。

岩内についてから今度は俱知安の方面へ。
ニセコパノラマラインという景色の良い山道を登るのだけれど、あいにくの天気どころかガスがすごくて前が見えないレベルに。
対向車や動物の恐怖におびえながら進む。

試される大地の洗礼

ニセコパノラマラインには大湯沼という温泉の元があるらしいのでせめてそこは観光したいなと思いつつ進むと、そちらの方面は雨で道が崩れてしまい。通行止めに。仕方なくそのまま俱知安へ。
俱知安の町までくればガスは晴れていたので、ひとまずはホテルに。
結構綺麗なビジホだったけど、冷房は運転しておらず送風だけ。
標高が高いから気温は低いけど、湿度がとんでもないことに。部屋に干した洗濯物が乾かなくて泣いてた。
ホテルの風呂だと味気ないので車でちょっと走って温泉に。
ここ数日魚介ばっかりだったので夕食はピザにした。

夕食のときにいろいろ調べると俱知安周辺は庶民的な値段が多いけど、ニセコ周辺はお高いお値段になる。
ニセコはハイソな人々のリゾート地らしく、飲食もそういった人向けらしい。

夕食を食べた後にホテルの受付のおっちゃんといろいろお話した。
以下、面白かった倶知安ニセコの話。

・夏の観光地は羊蹄山ぐらいしかない。冬はスキー場で賑わう。
・最近はスキー場は外国人でいっぱい
・大陸の人は雪を見ること自体初めての人も多くて、下手な人だらけでろくに滑れないから、スキー、スノボ好きは他に行ったほうが良い。
・あまりにも人が多すぎて、パウダースノーも午後には踏み固められてしまう。
・観光シーズンはニセコのスーパーに高級なウニなどが売り出されるが、あまりにもボリ価格で地元の人は絶対買わない。
・観光地の寿司屋はちょっと割高だから、その辺の町の寿司屋が良い。


天気が良くなることを願って就寝。


4日目(倶知安~留萌)

札幌はスルーして海沿いを走る


今日の目的地は積丹半島で宿は留萌に。
ホテルの近くの喫茶店で朝食をとり、ひとまずニセコ方面に移動。
ニセコ俱知安に比べるとだいぶ観光地している。
昨日ガスがかかって何も見えなかったニセコパノラマラインを再度通って、岩内へ戻る。
本日も絶賛天気が悪く、ほぼ何も見えなかった。いつかリベンジしたい。

山を下りると若干曇りぐらいに、そのまま神威岬まで海岸沿いを走る。

昔は女人禁制だったのね。

神威岬はかなり整備された観光地で、よほど風が吹いてなければ問題なく行けそう。
熊の目撃情報もあるみたいだが、人は多かったので安心して観光できた。

いっちょ先端まで行くかあ~~と水だけ買って進むことになったが、これが後悔することに。

まず、思ったよりアップダウンが激しい。登りがかなりきつい。
加えて思ったより距離が長い。まだ着かんのか…と何度も思うことに。

舐めてかかると痛い目を見る観光地



何よりも思ったより暑かった。海からの生暖かい風をもろに受けるので汗が止まらない。
駐車場に戻る時には額から汗流して、車の横で着替えることに。周りの男性も上裸で着替えてる人もいた。
そして虫が多い、アブ、トンボ、まれに蜂だったと思う。
今度来る時はもう少し涼しくなってからにしたい。

天気微妙だったけど景色は綺麗だったよ

神威岬観光で腹も減ったところで飯処を探すことに。
前日に聞いた観光地近くの店は割高という話があったので、町の寿司屋を探すことに。ただし、神威岬近くは観光客も多いのでそんな雰囲気の店は見当たらず。
適当に見つけた店でウニを食べるかと思って店の看板見ると

うに丼 ¥7,000
ばふんうに丼 ¥20,000

いやあ…目を疑いましたね…
流石に高すぎるのでいったんスルー、道沿いに良い店ないかなあと進んでいくうちに積丹岬に到着。
積丹ブルーが見れる場所らしいので駐車場に停めて歩いて向かおうとすると…

なんか異様に虫が多いなと思ったら、蜂が大量に飛んでる。
しかも、やたら大きいスズメバチ
こんな中歩くのは危険と判断し、海岸には行かずに即退散することに。
なお、この時に車内に1匹入ってしまい、超ビビりながらエンジンをかけて窓を開けて事なきを得た。
周りの人普通に車降りて海岸向かっていたけど大丈夫だったのか。
積丹岬自体は絶景が見れそうな場所なのでまたリベンジしたい。

 

さらに海岸沿いを進んで、特に観光地もない町で寿司屋を見つけたのでランチに。
うに丼はやってないけど、三色丼の1つとしてなら食べれるようで、しかもそんなに値段も高くなかったのでうに、マグロ、サーモンの味覚小学生デッキを頼むことに。
ここで食べたうにが余りにも美味くて、うに対する価値観が変わるほどだった。
もちろん他のネタも美味くて大満足。

安定の町の寿司屋


大将に聞いた話だと、ここ数日の海の天気が悪くてうにが取れない状況だったらしい、そのため途中の店もやたら値段が高いのではないのかと。
時価って怖えなという話だった。

さらに海岸沿いを進んでいき、今度は小樽へ。
時間の余裕があるので駐車場に停めてぶらつくことに。
観光シーズンだったので、人はかなり多かった。田舎から都会に急に来た感じだ。
運河クルーズとかアクティビティに参加するほど時間はないので、ひたすら散策。風情があるねえという町だった。

小樽は1時間ぐらいブラブラして終わり。

小樽観光もほどほどに今夜の目的地留萌へ。途中札幌近隣を通り過ぎればひたすら田舎の海岸沿いを進む。
夕方の日本海側を走ってるので夕日が良く見えるかなと期待はしていたが、曇り空のため微妙な感じに。

晴れていれば最高の夕日が見れた気がする



留萌に到着したら、ホテルの近くで夕食。地元の人が多いすき焼き屋で一人ディナー、これもなかなかうまかった。

翌日は稚内に向かう。