北海道の旅その4
記憶は抜け落ちているが写真を眺めて思い出しながら五日目と六日目を書いていく。
留萌を朝に出て海岸沿いをひたすら進むと、昼過ぎ稚内に到着することになる。
稚内についた時に夕日が見たいなと思ったので、幌加内町に寄り道することに。
若干海岸沿いの風景を見飽きたのもある。
幌加内町は蕎麦畑が有名らしいので、その風景を見ながらドライブ。
蕎麦を食べた後はそのまま進んでいき、また海沿いに戻るというルートで。
せっかくなので朱鞠内湖に寄っていけばよかったなとちょっと後悔したが、後から調べると熊の出現率が高かったらしい。怖えわ。
海沿い(オロロンライン)を進んでいくと目玉スポットのサロベツ原野に着く。
天気は相変わらず微妙だけど、広大な自然を感じられてよかった。
せっかくなのでビジターセンターに寄り、遊歩道も探索。
なお、遊歩道付近にも熊の目撃情報はあるようで。
人が少ないのでめちゃくちゃビビりながら手をたたいて歩いてた。
サロベツ原野を堪能した後はそのまま稚内へ。
まずはノシャップ岬に到着
そしてめちゃくちゃ寒かった。
この時は札幌では30度、東京だと36度ぐらいだったが、稚内が20度ぐらい。涼しいを通り越して寒さを感じるくらい。
そりゃ宿にストーブ置いてあるわけだわ。
夕飯は寿司屋に。
寿司屋のおばちゃんに「この辺で見るところある?」って聞くと「あんまりないね」と正直なご回答をいただいた。
その中で夜景の見える稚内公園と防波堤ドームを勧められたので見に行くことに。
あと稚内公園はシカに気を付けてねとのこと。
やつらは動きが緩慢で車を避けないらしい。
この他に温泉を堪能して、5日目は終了。天気は曇りであいにくだったのでまた行きたい次第。
六日目は最北端である宗谷から東に向かって進んでいく。
まずは宗谷の名物「白い道」目指す。稚内から宗谷は近いのであっさりと到着。
白い道は稚内名物のホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた、スーパーインスタ映えスポットらしく、ドライブ目当てなのでもちろん走ることに。
ただし、白い道はほぼ1車線ほどの狭さすれ違いは困難らしい。厳密には一方通行ではないが、宗谷岬側の入り口から入ることが推奨されている。
とはいえ道中そこそこに対向車と出くわした。ところどころに待避所はあるので何とかはなるけどね。
走っていると天気の悪さを悔やんでばかりだったので、また来ることを誓った。
宗谷を過ぎて猿払村のエヌサカ線へ。
エヌサカ線はほぼ一直線で牧草の中を突き抜ける道路、遮るものが無いので地平線が見えるらしい。
非常に開放感溢れるドライブとなった。
エヌサカ線を過ぎてひたすら進むと昼頃に紋別に到着。
紋別は流氷で有名な町だが、夏は見所がないと思いスルーするつもりだった。
ただ、そこそこ栄えているので街中で昼食を取ることに。
これが非常に美味であった。また紋別に来ることがあればリピートしたい。なお、店主は「来年は別の場所やってるかも」と言ってた。金と銀みたいに俺にだけこっそり引っ越し先を教えてほしい。
紋別を抜けてさらに東へ進むと網走へ、サロマ湖を横目に突き進み、ちょっと寄り道して絶景と言われる女満別のメルヘンの丘に寄ることに。
天気はだんだんと良くなってきたのが幸いだった。
網走についたのでどうしようかと悩んだが、せっかくなのでベタベタ観光スポット網走刑務所へ行くことに。
網走は稚内に比べるとだいぶ気温も高く、夏を感じさせた。
夕食はここでも寿司を食べたが写真は撮っていなかった。北海道の寿司は毎日食っても飽きないのだ。
網走市内観光も考えたが疲れを感じたので、ホテルでゆっくり過ごすことに。
七日目は知床へ向かう。